最近はもっぱら「考えたらまとめる、まとめたら考える」の方に色々書いています。

2009年10月03日

「世界で一番シンプルな決め方の技術」感想

世界で一番シンプルな決め方の技術―優柔不断を克服する「6つの質問」
スペンサー・ジョンソン
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 22138



概要


意思決定の本。
どうすれば上手な意思決定ができるか、ストーリー調に書いてある。
元々英語で書かれたものだからなのか、僕には少し読みにくく感じた。


必要か願望か


この本には優柔不断を克服する6つの質問が書いてあるのだが、
その中で一番使えそうだなと思ったのがこの質問。
「僕は本当に必要なことに応えているか?」
必要ということについて、本には次のように書かれていた。
望みというのは願望のことで、必要というのは欠かすことができないということだ。たとえば、ジャムは望むものだが、パンは必要なものだ。ジャムはおいしいけれど、私たちを養うものではない。本当に成功する人は、まず第一に必要なことを追求するものだ。
ジャムとパンの例えは非常にわかりやすい。
僕も日々の生活を振り返ってみると、望むことをやりすぎて本当に必要なことをする時間がとれないことが多々ある。
あれもやりたい、これもやりたい、で大事なことができなくなっているのだ。
ジャムだらけでパンを食べていない状態にある。

では、望んでいるものと必要なものはどうすれば見分けられるのか。
それは『どうなればいいと思っているのか』と自問し、『ふりかえってみたとき何をすればよかったと思うだろう』と考えてみることだと筆者は言う。

まず未来の自分を想像する。未来の自分になりきる。
それから「あの時こうしていればよかった…」と後悔してみる。
そして現実に戻る。

脳内タイムマシーン法とでも言おうか。
なかなか使えそう。
今度迷ったときに使ってみよう。

最後に一言


最後に気に入った一言を引用しておく。

「君の前をほかの兎が横切っても、それに気をとられて追いかけてはいけないよ。望むものを追うことになる。必要なことをやりとげるんだ。」


posted by イズミ at 22:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 実用書レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年10月01日

身近な疑問を経済学的に解説「経済学的思考のセンス」感想

経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには (中公新書)
大竹 文雄
中央公論新社
売り上げランキング: 8899
おすすめ度の平均: 4.5
4 選挙の季節の必読書、経済学で世の中を眺める本
4 インセンティブ
4 インセンティブが行動を決める
4 インセンティブから社会を見る力と経済データから因果関係を見つけ出す力
4 センスだけなら身につけられる・・・かも


インセンティブと因果関係


日常のさまざまな話題を経済学的の視点で議論することを通じ、経済学の本質を理解しようというのがこの本のコンセプト。

この本を一言でまとめてみよう。

「経済学的思考のポイントはインセンティブの観点から物事の因果関係を見出すことである」

これがこの本のまとめ。
インセンティブっていうのはやる気、意欲のこと。


相続税の変更と死亡時期


面白かったデータがこれ。
「相続税の変更は死亡時期に影響する」
という事実。
「来年相続税が安くなります」と言われたら、今死にかけの人も来年まで生き残る可能性が上がるというのだ。
金銭的なインセンティブはある程度死ぬのを遅らせるという。
すごい事実ですね。


身長プレミアム


あと身長プレミアムっていうものの存在も面白い。
1センチ身長が高くなると時間あたり賃金は約0.8%高くなるという身長プレミアムがあるそう。
高収入と高身長は関係があるんだって。
へぇー。
posted by イズミ at 23:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 新書レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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