最近はもっぱら「考えたらまとめる、まとめたら考える」の方に色々書いています。

2009年10月12日

今持っているものを最大限活用できているか?「起きていることはすべて正しい 」感想

起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術
勝間 和代
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 1260
おすすめ度の平均: 3.5
3 模倣より考え方を吸収すべき
3 考え方一つ
4 情報の洪水
1 いまさら・・
5 勝間本の集大成


勝間和代氏の書く本、通称勝間本。
勝間氏の人生戦略が書かれている。
なかなか情報量が多かった。
いくつか使えそうなフレームワーク、ハックがあったのでとりあえず羅列。

・自分がしたくないことはしない。
・三毒追放(妬まない、愚痴らない、怒らない)
・愚痴る人を遠ざける方法
 →相手に対して徹底的に問題解決を提示してみる。
・自分の心が育たない限り、子どもも育たない。
・日常的に「意志をもってやめてみる」「意志をもって捨ててみる」ことを繰り返してみる。
・優先順位の第一は、やるべきことの量自体を減らすということ。
・捨てる手法としてSWOT分析を使う。
・捨てられない人は圧倒的にインプットの量が足りない。
・本を書くときには「ペルソナ」を意識する。
・いかに持っているパーソナル資産を使いこなすか。
 貴重な物や人との出会いをどうやって活かしきるかに集中する。
・人は何にも変えがたいパーソナル資産である。
 最良の行動を取っていたとしても、人との密な信頼関係は最低でも数ヶ月から一年かかる。
・「パーソナル資産リッチな人」は即断即決がしやすい。
・Giveの5乗


自分がしたくないことはしない
共感。
僕もなるべく自分がしたくないことはしないようにしている。
勝間氏は「ストレスを溜めないようにするため、強みを活かすため」に、
自分がしたくないことはしないようにしているようだ。


三毒追放(妬まない、愚痴らない、怒らない)
三毒追放の最もわかりやすい効果は「味方が増える」効果だと勝間氏は言う。
妬む、愚痴る、怒る人の周りには同じような人が集まってくる。
同様に、妬まない、愚痴らない、怒らない人の周りには同じような人が集まってくる。
確かに三毒追放はできればベスト。
なるべく心がけるようにはしたい。
しかし、なかなか愚痴らない人になるというのは難しい。
あまりにも愚痴を言わないように気を使いすぎるとストレスがたまってしまう。
そこで僕は愚痴を言う人を極めて親しい一人ないし二人だけに絞ることにした。
できるようになってきたら徐々に愚痴を減らしていく作戦だ。


優先順位の第一は、やるべきことの量自体を減らすということ
最近時間管理の方法として一番意識しているのがこれ。
やらないことを決めるのが一番の時間管理術だ。
最近僕は食事の時以外は映画を見ないようにしている。
食事が終わったらすぐに切る。
途中だとしても切る。
次の食事の時に続きから見る。
映画は僕にとって優先順位は低い。
時間の濃度を上げるためにまず削った。

本当は「ゲームはしない」ということを決めてしまえばかなりの時間が浮くのだが、
やっぱりゲームはしたいので「ゲームはしない」という約束は保留中。


本を書くときには「ペルソナ」を意識する
ペルソナというのは仮想の読者のこと。
つまり本を書くときにはどんな人が読むのかを考えろということ。
僕もブログを書く際に少し考えたい。


いかに持っているパーソナル資産を使いこなすか。
貴重な物や人との出会いをどうやって活かしきるかに集中する。
目の前にあるパーソナル資産をなるべく有効活用することが大切だと勝間氏は言う。
思えば日本に生まれ育ち、何不自由ない生活を送ってきて、
「与えられたものをどれだけ活かしきるか」ということを忘れていた気がする。
今日から「パーソナル資産を活かしきっているか?」を自問自答していこう。

ちなみに勝間氏はこの考え方を学べる本としてケーブ・ベアの一族 (上) (エイラ-地上の旅人 (1))という本を薦めている。
読みたい本リストに追加だ。


「パーソナル資産リッチな人」は即断即決がしやすい
「パーソナル資産リッチな人」は決断に伴うお金、時間、技術、人脈を簡単に入手できる。
つまり決断に伴うリスクが少ない。
だからパーソナル資産リッチな人は素早く決断をする。
するとパーソナル資産リッチな人はさらなるパーソナル資産を手に入れることができる。
このようにしてパーソナル資産リッチな人は加速度的にパーソナル資産リッチな人になっていく。
というのが勝間氏の意見。

確かにこれには共感できる。
僕は高校生くらいのときからファミレスでの注文が遅い。
なぜか。
あれも食べたいこれも食べたいというのは勿論あるのだが、
それより重要なのはお金の問題。
700円のものを注文するか800円のものを注文するかは大きな差だった。
今は高校生のときと比べて少し注文が早くなった。
高校生のときよりもお金に余裕ができたからだ。

決断を速くするにはパーソナル資産をリッチにしていくことが必要なのだ。


以上気になるところを引用しておいた。
他にもミクシィの勝間和代コミュニティの中で、
ストレングスファインダーのテストを受けて出てきた強みの統計が載ってて面白かった。
収集心、最上志向、学習欲、内省、自我がトップ5だそうだ。
勝間本が好きな人の特徴がわかって面白い。
次は断る力 (文春新書)読んでみたいなー。

posted by イズミ at 20:24 | Comment(2) | TrackBack(0) | 実用書レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年10月03日

「世界で一番シンプルな決め方の技術」感想

世界で一番シンプルな決め方の技術―優柔不断を克服する「6つの質問」
スペンサー・ジョンソン
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 22138



概要


意思決定の本。
どうすれば上手な意思決定ができるか、ストーリー調に書いてある。
元々英語で書かれたものだからなのか、僕には少し読みにくく感じた。


必要か願望か


この本には優柔不断を克服する6つの質問が書いてあるのだが、
その中で一番使えそうだなと思ったのがこの質問。
「僕は本当に必要なことに応えているか?」
必要ということについて、本には次のように書かれていた。
望みというのは願望のことで、必要というのは欠かすことができないということだ。たとえば、ジャムは望むものだが、パンは必要なものだ。ジャムはおいしいけれど、私たちを養うものではない。本当に成功する人は、まず第一に必要なことを追求するものだ。
ジャムとパンの例えは非常にわかりやすい。
僕も日々の生活を振り返ってみると、望むことをやりすぎて本当に必要なことをする時間がとれないことが多々ある。
あれもやりたい、これもやりたい、で大事なことができなくなっているのだ。
ジャムだらけでパンを食べていない状態にある。

では、望んでいるものと必要なものはどうすれば見分けられるのか。
それは『どうなればいいと思っているのか』と自問し、『ふりかえってみたとき何をすればよかったと思うだろう』と考えてみることだと筆者は言う。

まず未来の自分を想像する。未来の自分になりきる。
それから「あの時こうしていればよかった…」と後悔してみる。
そして現実に戻る。

脳内タイムマシーン法とでも言おうか。
なかなか使えそう。
今度迷ったときに使ってみよう。

最後に一言


最後に気に入った一言を引用しておく。

「君の前をほかの兎が横切っても、それに気をとられて追いかけてはいけないよ。望むものを追うことになる。必要なことをやりとげるんだ。」


posted by イズミ at 22:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 実用書レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年10月01日

身近な疑問を経済学的に解説「経済学的思考のセンス」感想

経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには (中公新書)
大竹 文雄
中央公論新社
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おすすめ度の平均: 4.5
4 選挙の季節の必読書、経済学で世の中を眺める本
4 インセンティブ
4 インセンティブが行動を決める
4 インセンティブから社会を見る力と経済データから因果関係を見つけ出す力
4 センスだけなら身につけられる・・・かも


インセンティブと因果関係


日常のさまざまな話題を経済学的の視点で議論することを通じ、経済学の本質を理解しようというのがこの本のコンセプト。

この本を一言でまとめてみよう。

「経済学的思考のポイントはインセンティブの観点から物事の因果関係を見出すことである」

これがこの本のまとめ。
インセンティブっていうのはやる気、意欲のこと。


相続税の変更と死亡時期


面白かったデータがこれ。
「相続税の変更は死亡時期に影響する」
という事実。
「来年相続税が安くなります」と言われたら、今死にかけの人も来年まで生き残る可能性が上がるというのだ。
金銭的なインセンティブはある程度死ぬのを遅らせるという。
すごい事実ですね。


身長プレミアム


あと身長プレミアムっていうものの存在も面白い。
1センチ身長が高くなると時間あたり賃金は約0.8%高くなるという身長プレミアムがあるそう。
高収入と高身長は関係があるんだって。
へぇー。
posted by イズミ at 23:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 新書レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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